Pick Up Lab
水質変換工学研究室
の未来をつくる研究
未来をつくるバイオ環境工学へ挑戦しよう!
みなさんは「微生物」と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか?
「小さすぎてよくわからない」「ちょっと怖い」…そんな印象かもしれません。
でも実は、地球を何十億年も支えてきた“本当の主役”は微生物なのです。
大気の成分、川や海の水質、そして地球全体の循環サイクルまで。
そのほとんどは、目に見えない小さな微生物たちの働きに支えられています。
そして、私たちの研究室は、この“見えない力”を使って地球の未来を変えようとしています。
未開拓の微生物が90%以上!?その力を見つけて世界を変える!
実は環境に生息している微生物の90%以上はまだ培養されておらず、機能がわかっていません。もし、未知の微生物たちの力をうまく利用できたら…エネルギー問題、温暖化、環境汚染、水処理――いま世界が抱える課題を一気に解決できるかもしれません。
私たちは、アンモニアを一瞬で変換する微生物(anammox細菌)・地球の窒素循環を駆動する微生物(硝化・脱窒菌)・電気を生み出す微生物・有害物質を食べてしまう微生物など、多様なスーパー微生物を科学し、その力を引き出す研究を進めています。
下水から電気をつくる!?未来のエネルギー工場を微生物がつくる
日本の下水処理は、年間の電力の0.7%を消費し、700万トンのCO2を出しています。でも驚くことに、下水の中には石炭並みのエネルギー(2.5 MJ/m³)が眠っています。そこで登場するのが、微生物燃料電池(MFC)!下水中の有機物を“微生物が食べる”と、なんと電気が生まれます。まだ課題もある技術ですが、出力をどう上げるか・きれいな処理水をどうつくるか・回収した電気をどう活用するか。こうした“実用化の壁”を越える研究に、私たちは挑戦しています。
太陽の力 × 微生物の力 = 半人工光合成!
温室効果ガスを“資源”へ変える未来技術
私たちは、CO2や窒素酸化物(NOx)などの温室効果ガスを材料にして、燃料(メタン・水素)、アンモニア、C2化合物などの有価物を生み出す技術にも挑戦しています。カギになるのは、太陽光 × 微生物酵素 の“ハイブリッド化学反応”。金属触媒では難しかった反応を、微生物の持つ高い選択性でスマートに実現し、「環境にやさしいものづくり」を目指します。この分野は世界的にも挑戦者が少ない、“フロンティア”の研究領域。あなたのアイデアが、未来のものづくりの仕組みを変えるかもしれません。
薬剤耐性菌との戦い!見えない遺伝子の
拡散メカニズムを解き明かす!
抗生物質が効かない薬剤耐性菌(AMR)は、すでに年間70万人の命を奪っています。2050年にはなんと年間1,000万人が亡くなる可能性も指摘されています。原因のひとつは、“細菌同士で遺伝子が交換される”水平伝播。私たちは、環境中で薬剤耐性遺伝子が「どんな細菌に、どのくらい広がっているのか?」そのメカニズムを解明し、拡散を食い止める技術の開発に取り組んでいます。微生物の力を使い、環境から社会を守る――そんな研究も行っています。
世界の最前線で、一緒に未来をつくろう!
私たちの研究室には、
●海外大学との共同研究 ●“世界初”レベルの挑戦的テーマ
●フル装備の実験施設 ●国際学会・海外調査のチャンス
など、ワクワクする環境がそろっています。
実験が好きな人、バイオが好きな人、環境問題を解決したい人、
新しいものづくりに挑戦したい人――どんな背景の人でも活躍できます。
見えない微生物の力で、一緒に地球の未来を変えてみませんか?
あなたの小さな一歩が、世界を驚かせる研究につながるかもしれません。
