Pick Up Lab
廃棄物処分工学研究室
の未来をつくる研究
適正な物質循環の実現で
安全安心な未来社会を作りませんか
日本は世界有数の循環型社会です!
私たちの生活は自然から取り出した資源を元に営まれています。
身の回りを見ても多くのモノが生活を豊かなものにしてくれています。
これらのモノは、その使命を終えた後、どこへ行くのでしょうか。
我々は適切にこれらのモノを最終的には自然に還す必要があります。
我が国は、資源の大半を外国からの輸入に頼っています。
そのため、昔から資源回収や有効利用が行われてきました。
今日では、様々なリサイクルが進められている循環型社会が築かれています。
でも、まだ解決しなければならない問題があります。
都市鉱山(Urbun Mine)から貴重な資源を回収しましょう。
都市は様々なモノが溢れ、その中には貴重な資源であるものが多くあります。そのため都市鉱山(アーバンマイン)と呼ばれます。これらのモノは廃棄物となって最終的に廃棄物処理過程に入ってきます。
廃棄物の代表的処理の一つが熱処理です。熱処理は元素の分離過程です。重金属の揮発、密度差等によって、製錬原料、建設材料などを取り出すことができます。さらに、不純物を限りなく少なくして、資源として活用できます。金、銀、レアメタル等、例えば携帯電話1台には、0.03グラムの金が含まれていて、携帯1万台に相当する1トン分では、約300グラムにのぼります。
さらにこれらの技術を高度化して効率をあげることで、日本を資源大国にしませんか。
廃棄物の熱処理過程で脱炭素を
焼却は代表的な廃棄物の処理方法です。モノを燃やせば当然二酸化炭素が発生し、地球温暖化にはよくありません。でも二酸化炭素を回収出来たらどうでしょうか。例えば、焼却に空気でなく酸素を使うと、排ガスは二酸化炭素と水蒸気だけになります。水蒸気は冷却すれば水になるので、二酸化炭素のみのガスが取り出せます。取り出した高純度の二酸化炭素は様々な用途に利用できます。
焼却ではなく、炭化という技術もあります。廃棄物を炭にするやり方です。炭にした後、地下に貯留することで、炭素を固定することができ、脱炭素に繋がります。
こうした技術をCCUS(Carbon Capture, Utilization and Storage、炭素の捕捉、利用、保管)と呼びます。脱炭素化社会を実現するために、期待されている技術です。
放射性物質で汚染された廃棄物を安全に長期管理するために
2011年の原発事故で、放射性物質で汚染された大量の廃棄物が発生しました。こうした廃棄物は一か所に集められて量を減らす取り組みがされています。
30年以内に福島県外で最終処分すると国は約束しました。ではどのような方法で安全に処分できるでしょうか。
放射能の減衰は遅く、我々の子や孫の世代も管理に関わらなければなりません。安全な長期管理の方法を我々の世代で確立しておけたら安心です。皆さんで取り組んでみませんか。
世界が安心できる廃棄物の処理を
世界にはまだまだ十分な廃棄物の処理や資源循環できていない地域があります。
特に北極に近い地域(アラスカ、シベリア、グリーンランド等)では、
小さな集落が散在していて、輸送手段も限られています。
気温も低く、長い間氷に閉ざされます。
このような地域で廃棄物はどう処理していったらよいでしょうか。
多くの地域から日本が頼られています。
我々は高度な処理技術、資源化技術を有しています。
こうした日本の技術で世界の困っている人たちを助けませんか。
