Pick Up Lab
環境システム工学研究室
の未来をつくる研究
脱炭素化に向けた省エネルギーと
再生可能エネルギー利用技術の開発
今年(2025年)は、日本の夏の平均気温が平年よりも約2.4℃高くなり、
温暖化の影響が大きくなってきています。
温暖化は二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出が原因であり、
温室効果ガスの排出を削減するために更なる
省エネルギーと再生可能エネルギーの利用が必要となってきます。
再生可能エネルギー熱を有効に活用する技術を開発する
再生可能エネルギーというとどのようなエネルギーを思い浮かべますか?身近なところでは太陽光発電や風力発電を挙げると思います。太陽光発電や風力発電も勿論重要な再生可能エネルギーの一つですが、太陽光発電や風力発電の導入だけを進めても温室効果ガス削減の目標を達成することは難しい状況です。
私たちが使っているエネルギーは電気の他に、暖房や冷房などの熱エネルギーがあります。再生可能エネルギー熱の種類として、空気熱、地中熱、地下水熱、下水熱などがあり、これらを暖房や冷房に活用できると暖房や冷房を行うために消費するエネルギーを大幅に削減することが出来るようになります。私たちの研究室では再生可能エネルギー熱を有効活用するための技術であるヒートポンプや、熱を取り出す技術、熱を貯める技術の開発を行っています。また、ヒートポンプは電気を使って熱を取り出すため、将来的には太陽光発電や風力発電で発電する電気が余った場合に、余った電気で熱を作り、熱が必要な時間に使う事もできるようになります。そのような余った電気を有効活用する技術の開発も行っています。
特に古い建物から逃げる熱を減らす技術を開発する
また、再生可能エネルギーを活用した電気や熱を供給できたとしても、それを使う建物から熱が逃げてしまっては、供給したエネルギーが無駄となってしまいます。建物から逃げる熱を減らすためには断熱を行うことが重要ですが、新しい建物に比べると古い建物は断熱が十分でなく、熱が逃げやすくなっています。特に古い建物では窓面から逃げる熱が多いことから、窓面に簡単に設置できて、窓面から逃げる熱を大幅に減らすことができる光透過性をもつ真空断熱材の開発を行っています。光透過性をもつ真空断熱材は古い建物で使われている単板の窓ガラスに設置すると窓から逃げる熱を4分の1以下に減らすことができます。真空断熱材はまだ耐久性の課題がありますが、近い将来、実際の建物で導入されることが期待できます。
未着
最初に書いた通り地球温暖化は最も重要な環境問題となりつつあり、
温室効果ガスの排出を削減することが求められています。
私たちと一緒に温室効果ガスの排出を削減するための技術を開発する研究を行い、
未来を切り開きましょう!!
